品質管理の統計的手法

製品品質を管理し解析する手段、あるいは設計品質を確保するための手段です。

管理限界

製品の品質管理に使われる管理図において、一定の品質を保証するために、各種測定値の平均値やそのばらつきなどが収まるべき上限または下限。一般に平均値に対して上下に標準偏差値3σを設定することが多い。

工程能力指数 Cp・Cpk

品質管理の分野において、工程能力を定量的に評価する指標です。工程能力指数によって交差域外のものがどのくらいの確率で発生するのかを予測できる。数字が大きいほど望ましい能力を持っていると言えます。

Cp:公差域幅と実際のばらつき幅(6σ)との比

Cpk:Cpに、公差中心と実測データ平均との偏りを考慮したもの

不適合品率/適合品率

不適法品率は、完成品のうち不適合品と判定された製品の割合。適合品率は、完成品のうち適合品と判定された製品の割合。

全数検査

対象となる製品をすべて検査を実施する検査手法のことです。

抜き取り検査

対象となる製品の全体のロットからあらかじめ定められた方法で一部を抜き取って検査し、判定基準と照合してロットの合否を決める検査法のことです。

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