ゲーム理論

意思決定をする主体(プレイヤー)が複数存在する状況を数学的に取り扱う数理的手法で、個人・企業・国家などを対象としています。このため、ゲーム理論は、経済学、経営学、政治学、法学、社会学、人類学、心理学、生物学、工学、コンピュータ科学などのさまざまな学問分野において、交渉、問題解決などの意思決定の理論的検討に活用されています。

ゲーム理論は、プレイヤーの「協力の有無」によって分類されています。

協力の有無
・協力ゲーム:
プレイヤー同士が協力する
・非協力ゲーム:
プレイヤーが個人の意思のみで判断、協力しない

非協力ゲームは、さらに「情報共有の有無」「意思決定の回数」「意思決定の手順」によって分類されています。

情報共有の有無
・情報完備ゲーム:
情報を完全に共有している
・情報不完備ゲーム:
情報を全く共有していない

意思決定の回数
・短期間ゲーム:
意思決定が1回だけのゲーム
・複数期間ゲーム:
意思決定が複数か繰り返されるゲーム

意思決定の手順
・同時進行ゲーム:
複数のプレイヤーが同時に意思決定を行うゲーム
・相互進行ゲーム:
複数のプレイヤーが交互に意思決定を行うゲーム

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