【平成27年】1-1-2 作業負荷分析

ある職場では、負荷と能力の調整のために来月の工数の計算を行い、残業の予定を見積もっている。
以下に示す来月の<条件>のもとで、負荷工数(時間)から能力工数(時間)を引いた値(総残業時間)として最も近いものはどれか。

<条件>
職場の情報
25名の作業者がおり、そのうち2名は間接作業を行う。定時では1日8時聞の就業時間である。
作業の情報
作業日数20日で平均出勤率は95%である。総段取り時間として200時間を計画している。
製品の情報
1個を生産するための標準時間は3.6時間であり、1,000個の良品を生産する予定である。なお、不良率は0%とする。

① 200時間
② 0時間
③ 100時間
④ 120時間
⑤ 300時間

【正解⑤】

与えられた条件通りに計算すればよいだけです

負荷工数=3.6時間×1000個+200時間
    =3800時間

能力工数=(25名-2名)×0.95×20日×8時間
    =3496≒3500時間

総残業時間 = 負荷工数-能力工数
      = 3800―3500
      = 300時間

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