【平成26年】I-1-27 強度率

年間の平均在籍従業員1,400人,1人当たりの年間平均就業時間1,800時間のA事業所で,2013年の事故の発生件数は2件であった。
この2件の事故合計で,従業員3名がそれぞれ200日,50日,25日休業(ともに一時労働不能)した。
A事業所の2013年の強度率に最も近い値はどれか。
ただし,一時労働不能の損失日数は休業日数に300/365を乗じた日数とする。

① 0.09
② 0.11
③ 1.19
④ 2.14
⑤ 89.69

【正解は①】

強度率は、

延べ労働損失日数 / 延べ実労働時間数 x 1000

で定義されます。

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延べ労働損失日数=(200日+50日+25日) × 300/365 = 226 日
延べ実労働時間数 = 1400 人 × 1800 時間 / 人 = 2 520 000 時間

これより、強度率は次の通り求まります。

強度率 = 226 / 2 520 000 × 1 000 =0.09

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