【平成30年】I-1-7 作業負荷分析

ある職場では、負荷と能力について来月の工数の計算を行い、必要な残業時間を見積もっている。
次のa~h の条件のもとで、負荷工数(時間)から能力工数(時間)を引いた来月の総残業時間(時間)として最も近いものはどれか。

[条件]
a.作業者数:10 名
b.定時での1 日当り就業時間:8 時間
c.就業日数:20 日
d.作業者の平均出勤率:95%
e.1 人の作業者が1 個を生産するための標準時間(総加工時間):20 分
f.来月の適合品の生産計画量:4,900 個
g.生産数量に対する適合品の数量の比率:99%
h.その他の条件は考慮しないものとする

① 34 時間
② 50 時間
③ 114 時間
④ 130 時間
⑤ 136 時間

【正解④】

題意に沿って計算するだけです。

負荷工数 = 4 900 個×20 分÷60 分÷0.99
               =1 649.8

能力工数 = 10 人×8 時間×20 日×0.95
               =1520

総残業時間 = 負荷工数―能力工数
                   = 1 649.8-1 520
                   =129.8

よって④の130時間が最も近い。

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