目次
危機管理体制
危機広報
危機広報とは危機管理広報とも呼ばれ、「危機発生時における広報」のことです。
危機とは、災害やテロ、事件・事故、不祥事などのトラブルが挙げられます。
その後の組織の命運を左右するため、危機管理体制の構築に考慮しておかなければなりません。
危機管理広報の三大原則は、「逃げない、隠さない、噓をつかない」です。
優先順位
危機発生時は、人心の安全確認と安全確保が最優先であることは当然ですが、対応すべきことが多岐にわたるため、危機を想定してあらかじめ優先順位を定めておくことが大切となります。
危機管理マニュアル
潜在的な危機を洗い出し、被害想定して優先順を決めて、想定される危機ごとに、重要事項、必要事項が一目でわかる書き方で、安否確認方法、緊急連絡先、避難場所などを記載したものを危機管理マニュアルと呼びます。
危機管理マニュアルを作成する目的は次の通りです。
・自社を取り巻くリスクや危機管理体制を理解してもらう
・危機管理の目的、基本方針、準備、体制、方法などを明確にし、リスク顕在化時に迅速に対応できるようにする
・危機管理体制における責任者や部署などの役割を事前に決定
・緊急時における組織の考え方や行動指針を示し、リスク顕在化時に行動しやすくする
